慢性痛は痛みのみが存在することは少なく、便秘や不眠、手足の冷えなど様々な自律神経関連などの症状を治療します。

高齢者に多い痛みの悪循環「慢性痛」

通常、痛みが存在すると身体は防衛反応を引き起こし、それらが原因で血管や筋肉の緊張を起こし血流が悪くなってきます。そして、長い間その状態のまま放置しておくと、肩こりや腰痛、手足の冷え、不眠症、便秘といった症状を引き起こします。さらには、脳にある下垂体という部分からバソプレッシンといったホルモンが排出され、こいつが腎臓に悪さをし、血管が運動を妨げ、更に、手足の冷えや血流を悪くさせます。最終的に、痛みがストレスとなることで不定愁訴が生じ、その不定愁訴がどんどん悪化させるという悪循環のサイクルが出来上がってしまいます。

慢性症状の場合の鍼灸治療

⒈ 脊髄が影響されている場合の鎮痛
局所で発生した痛みは、背骨の中に存在する脊髄といった部分に集約されます。背骨はひとつひとつ番号を持っています。そして、ひとつひとつの背骨から神経が出ていて、その神経が影響している部分に鍼で刺激をすることで鎮痛を引き起こします。

⒉ 脳(全身)が影響されている場合の鎮痛
痛みは、最終的に辿り着くのは脳です。特に症状のレベルが痛みだけではなく、色々な症状を伴っている場合は、脳レベルで鍼灸治療する必要があります。その中でも、四肢末端に刺激を与えることで、内因性のオピオイドという物質を発生させて痛みを抑えていきます。

価格表

初診
¥4,500~
再診
¥4,000~
ルート治療 初診
¥5,500~
ルート治療 再診
¥5,000~