スポーツ鍼灸
高齢者に多い痛みの悪循環「慢性痛」
通常、痛みが存在すると身体は防衛反応を引き起こし、それらが原因で血管や筋肉の緊張を起こし血流が悪くなってきます。そして、長い間その状態のまま放置しておくと、肩こりや腰痛、手足の冷え、不眠症、便秘といった症状を引き起こします。さらには、脳にある下垂体という部分からバソプレッシンといったホルモンが排出され、こいつが腎臓に悪さをし、血管が運動を妨げ、更に、手足の冷えや血流を悪くさせます。最終的に、痛みがストレスとなることで不定愁訴が生じ、その不定愁訴がどんどん悪化させるという悪循環のサイクルが出来上がってしまいます。